ロレックス投資

高級腕時計相場は爆上がり中

コロナ禍による巨額の財政出動による空前の投資ブームは、当然ながら腕時計にも向かっている。
40年ほど前には30万円程度だったロレックスのデイトナが、今では完品で3,000万円超と、100倍以上に値上がりしている。

ここ10年間で腕時計の価格は上昇し続けてきた。
中国人の爆買いに始まり、その後タイやフィリピンなど新興国の富裕層による買い付けが急増、メーカーが提示した定価でしか販売出来ない正規店では常に品薄となり、非正規店にあたる並行輸入店にて価格がインフレしている。
並行輸入店の値上がりに対抗するため、ロレックスやパテック・フィリップなど格式あるブランドの正規店も、流通を絞り価格を上げてブランド価値を高める方針を推し進めてきた。

2020年、新型コロナウィルスの急激な感染拡大により、インバウンド需要が激減。
1度目の緊急事態宣言時には、相場が30%近く急落するような局面もあった。
しかし、ジャブジャブの金融緩和によって株式市場が急反発するのと軌を一にして、腕時計の需要もすぐに回復し、2021年6月現在もバブル継続中。

定価61万5000円のロレックス・オイスターパーペチュアル・ターコイズ、正規店にて定価で購入出来ればかなりラッキー、並行輸入店に持ち込めば、200万円で売れるかもしれない。

ロレックスのカテゴリは大きく分けて2つ。
フォーマルなドレスタイプとスポーツタイプ

値上がりしやすいのはスポーツタイプ、特にデイトナの価格上昇は異常で、他にも金無垢やプラチナが人気。
文字盤の色は白が人気で、価格は高くなりやすい。
ロレックスはオリジナルに価値があるので、下手にカスタマイズしたり加工すると、価値が下がってしまう。

基本的に現在も値上がり中のものを狙う

実際に腕時計を投資対象として考える際に、最も簡単な見極め方法は、今現在も値上がり中であるかどうか。
一口にロレックスといっても様々な種類があり、全てが値上がり中というわけではない。
少々値が張ったとしても、とにかく値上がり中の定番商品を選ぶのがベター。

腕時計投資.comでは、世の中に流通している全ての型番の時価や売値の推移が掲載されているので、ここを参考にするといい。

資産価値という観点では、新品も中古品も大差は無い。
投資という観点で、将来的に売却を考えるのであれば、なるべく安く中古品を購入した方が良い。
新品商品を未開封のまま仕舞い込んで値上がり益だけを狙うのではなく、自分用に普段使いしながら、将来的に値上がりして利益が出ればラッキーぐらいの気持ちで投資したい。

偽物の出来がかなり精巧なので、要注意。
特にインターネットでの購入は危険なので、専門の中古買取り・販売店で、購入・売却するほうが無難。

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