21/4/25 フローラS予想

概要

第56回サンケイスポーツ賞フローラS G2
オークストライアル(2着まで優先出走権)
3歳オープン・牝馬限定

東京芝2000mAコース
レコード トーセンジョーダン 1.56.1
推定タイム 1.59.7

昨年は好位のインで立ち回った4番人気ウインマリリンが、強風によりダートコースの砂が芝コースに舞い込む中、最後の直線でも力強く伸び、外から迫る2番人気ホウオウピースフルと5番人気フアナを抑えてゴール。
鞍上の横山武史騎手とともに人馬初の重賞制覇を達成した。

近5年を振り返っても、昨年のウインマリリンを初めとした前走1勝クラスを勝ち上がってきた馬の活躍が目立つ。
重賞出走経験が無くても、好走の勢いを重視してよさそう。

過去10年で上がり3ハロンの最速馬が7勝(近5年で4勝)
その一方、約2ヶ月ぶりの開催開幕戦でもあり、内々をロスなく立ち回れる先行馬の残り目も警戒したい。
ペース的には落ち着いた流れになりやすい傾向。
週末の天気予報的には、良馬場になってくれそうで、瞬発力を問われるレースにもなりそう。

過去10年データ

  • 1番人気 3106 複勝率40%
  • 2番人気 1513 複勝率70%
  • 3番人気 2026 複勝率40%
  • 4番人気 2008 複勝率20%
  • 5番人気 0028 複勝率20%
  • 6-9番人気 112-36
  • 10番人気以下 133-78

1勝クラスを勝って臨んだ馬が4連勝中で、3番人気以内の該当馬は【4102】と信頼度抜群。
12番人気のモズカッチャンが勝った17年の例もあり、2桁人気も軽視出来ない。
前走が重賞だった馬は2番人気以内に限れば【0415】と半数が好走しているもの、人気薄を含めても勝利なし。
オープン特別組も1勝のみと、オープンクラスの実績が全く信頼出来ないレース。
逆に前走未勝利組が【212-25】と1勝クラスの次に好成績。
前走未勝利の人気薄をマークして、高配当を狙うのもいいかも。
前走1勝クラスと未勝利クラスが好走してるんだから、キャリアも浅い馬が優勢。

関東馬と関西馬の好走率はほぼ互角。

逃げ馬は3着1回のみ、先行と差しが互角の成績。
追込は【300-49】と極端な成績。
瞬発力バツグンの有力差し馬と、人気薄の前残り先行馬を狙うようなイメージがいいかも。

内枠超有利、馬番1-6番の馬は無条件で買ってもいい。

反対に外枠は露骨に不利なので、馬番13番より外は評価下げ要因。

前走1800m以上を使った馬が好成績で、マイル以下を使った馬の成績は悪い。

全頭の複勝を買ってプラスになる重賞

日本の全平地重賞の過去10年において、全頭の複勝を買ってプラスになる重賞は全139重賞のうち10重賞。
その中でも上から5番目に位置するのがフローラS

  1. 七夕賞
  2. ヴィトリアマイル
  3. 福島牝馬S
  4. 函館スプリントS
  5. フローラS
  6. 函館記念
  7. ローズS
  8. 京都大賞典
  9. 京阪杯
  10. 天皇賞春

牝馬路線のレース編成の問題点

2歳から3歳春は1600mで桜花賞を最終目標にしていた馬たちが多く、番組編成的にも2歳時に組まれるOP以上の牝馬限定戦はアルテミスS(東京芝1600m)、ファンタジーS(京都芝1400m※2020は阪神開催)、阪神JF(阪神芝1600m)しかなく、3歳春も、フェアリーS、紅梅S、エルフィンS、クイーンC、チューリップ賞、フィリーズレビュー、アネモネSと全て1600mで、フラワーCのみ中山芝1800m。
そのため、東京芝2000mのフローラSでは、重賞やOP経験組の実績上位馬が全て距離延長組になってしまう。
通常であれば実績上位の重賞経験馬たちの芝2000mへの適性が全く見えない中で行われるため、大荒れを引き起こしやすい。

また、条件線組の成績は確かに優秀だが、かといって「中山芝2000m」で好走した馬の成績はイマイチ。
舞台適性の違う中山芝2000mで好走したからといって、2000mの距離がこなせる!という結論には至らない。

2枠3番ユーバーレーベン 3.2 Mデムーロ

父ゴールドシップ 母マイネテレジア 母父ロージズインメイ

絶好の内枠を引き当てる。
しかし、出遅れ癖があり、常に後方から追い込む競馬をしてきたこの馬にとって、内枠はプラスなのかどうか・・・
デムーロ騎手が馬群を巧く捌いて内側から抜け出してくれたなら勝ち目が。

一番人気にはなってしまっているが、過剰人気とまではいえず、実績を考えれば美味しいオッズともいえるかもしれない。
卍的妙味度ある軸馬トップ。
東京芝レースのゴールドシップ産駒は過小評価されやすく、実際に勝ちきれないケースが多いが、3着内でみるとオッズ妙味は非常に良い。

重賞2戦連続3着と好走している。
実績は飛び抜けているが、人気を集めるようなら、他の1勝クラス級の馬に印を回してもいいか?
当初予定していたチューリップ賞を使えなかった事も影響し、フラワーカップから桜花賞に向かう事なく、ここを目標に調整してきた。
同じ東京コースで行われたアルテミスステークスでは9着に凡走したが、2000mに延びた今回はどのようなレースを見せる事が出来るか?

前走重賞組の成績が悪いというのも悪材料

1番人気に支持された前走のフラワーC、後方から長く脚を使って追い上げたが、コンマ2秒差の3着。
手塚調教師も、「エンジンの掛かりが遅いタイプ。大事に乗りすぎた感じもあった。もう少し早めに動けていれば」とコメント。

フラワーC前、中間に疝痛で順調さを欠いていたことを踏まえれば、必ずしも万全の状態ではなかったと考えられる。
それを証明するように、今回の中間では前走時に見せなかった機敏な反応を見せて好調教を連発しており、巻き返しへの準備は万端。

ソダシとサトノレイナスの大活躍により、阪神JF3着の価値は急上昇中。
同世代牝馬の中で実力上位は間違いない。
他のキャリア浅い素質馬が人気して、この馬が思ったより人気が無いようなら積極的に狙ってもいい。

開幕週で高速決着になったときの対応にも不安あり。
前目で先行する競馬が出来れば、理想的。

4枠8番オヌール 4.3 川田将雅

父ディープインパクト 母アヴニールセルタン 母父ルアーヴル

前走1800m1勝クラスを勝ったディープインパクト産駒の関西馬、データ面からは買い材料満載。

母はフランスのオークス、1000ギニーを勝った名牝で、全姉デゼルが阪神牝馬Sを勝利し、価値を証明。
過去に「父SS系×母欧州系」が好走しており、ディープインパクト×フランス牝系の構成はバッチリ。
血統的には間違いなくナンバーワン評価。

先日阪神牝馬ステークスを制したデゼルの全妹、オヌール。
ここまで2戦2勝、着差は僅かながらも1番人気に応えてきた。
410キロ台の小柄な馬体で、今回は初の関東圏への遠征でもある。
過剰人気するようなら、ちょっと軽視したいと思っていたが、ユーバーレーベンが人気を吸収してくれたおかげもあって、まだマシなオッズがつきそう。

前走は前半1000m通過が1分4秒3のスローペースの中、折り合い十分に3番手を追走、上がり3ハロン32秒7の末脚で快勝。
その後、放牧に出して疲れを取った上で、帰厩。
調教も、坂路で馬なり単走、4ハロン54秒6、ラスト1ハロン12秒8で軽快に駆け上がり、好調ぶりを披露。

良馬場となれば、より一層持ち味を活かして最後の末脚で食い込んできそう。

元々小柄な馬なので、当日馬体重減らしてないかどうかは注意しておきたい。

1枠1番ウインアグライア 25.4 和田竜二

絶好の最内枠を引き当てる。
前走若駒Sの再現で上手く先行してくれるよう、和田騎手の腕にも期待。

父マツリダゴッホ 母ウインアルテミス 母父Arch

昨年の勝ち馬ウインマリリンと同馬主で、血統構成も比較的似ているタイプ。

前走で牡馬相手にオープン若駒ステークス勝ちを収めたウインアグライア。
ただ、若駒Sは少頭数・重馬場など特殊なケースを上手く味方に出来た印象も。
多頭数、開幕週の良馬場の東京、どうなるか。

6枠12番スライリー 33 石川裕紀人

父オルフェーヴル 母ビジョナリー 母父ディープインパクト

祖母が芝中距離でJRA3勝の活躍馬で、その半弟に重賞3勝のダノンシャーク。

わりと人気しなさそうな存在であり、血統的にも狙ってみて面白い存在。

5枠9番パープルレディ 8.8 田辺裕信

父ディープインパクト 母メリッサ 母父ホワイトマズル
全兄にミッキーグローリー、カツジ

血統的にもトライアルのここはピッタリの条件

前走ゆりかもめ賞1着

牡馬相手の2400m戦、最後方からしっかり差し切っての勝利。
2000mへの距離短縮はプラス材料
東京開幕週の軽いスピード馬場も相性良く、末脚の切れも文句なし。

4枠7番メイサウザンアワー 16.1 石橋脩

父ノヴェリスト 母ディナシー 母父キングカメハメハ 母母トゥザヴィクトリー

祖母は文句なしの超名牝
近親も活躍馬多数で、血統的には文句なし。

昨秋の赤松賞は、アカイトリノムスメに伸び負けての2着。
そのアカイトリノムスメが次走のクイーンCを快勝し、桜花賞でも好走して掲示板に。
年明けの若竹賞を見送る誤算もあったが、しっかりと立て直し、帰厩後のムードは良好。
競馬が上手なタイプでもあり、いい位置から開幕週の馬場を味方に出来れば勝機あり。

ノヴェリスト産駒らしく格好いい馬。能力的には引けを取らない。

7枠13番ジェニーアムレット 19.2 三浦皇成

大外枠はちょっと微妙だが、スムーズに逃げてくれるのならマイナス要素は少ないかもしれない。

父ディープインパクト 母ソーメニーウェイズ 母父Sightseeing

好走例多数のディープインパクト産駒だが、母型に欧州要素が一切無いのが減点材料

7枠14番オメガロマンス 14.6 横山武史

父ハーツクライ 母オメガスピリット 母父スピニングワールド
全姉にオークス馬ヌーヴォレコルトのいる良血

皐月賞エフフォーリアでG1初制覇を決めて勢いに乗る横山武史騎手。
フローラSは、昨年ウインマリリンで重賞初制覇を飾った思い出のレース。
ただ、昨年は騎乗停止で本番のオークスでは騎乗叶わず。
フローラSを連覇してオークス挑戦、となれば夢は広がる。

前走1勝クラスミモザ賞では、重馬場の中、後方から伸びを欠いて6着。
馬場が悪かった事でモタれてしまい、能力の半分も出し切れなかったと陣営。
良馬場開幕週の東京なら、新馬戦で見せた豪脚が復活してもおかしくない。

前走6着に負けた事でかなりオッズが付いてくれるのなら、狙ってみて面白い。

8枠16番アンフィニドール 14.6 川島信二

父モーリス 母ヤマノフェアリー 母父ディープインパクト

東京芝2000mは、サンプルこそ少ないものの、モーリス産駒の好走率はとんでもない。
土曜日の東京芝レースでもモーリス産駒が大活躍。
血統的には狙い目。
大外枠はマイナス

前走未勝利戦を、未出走馬の身で快勝。

7枠15番クールキャット 7.4 ルメール

父スクリーンヒーロー 母メジロトンキニーズ 母父ダンスインザダーク

戦歴見て着順の見栄え悪い上に、大外枠引いたのに、ルメールに乗り替わっただけで過剰人気。

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