社会に広く使われているSNSであるTwitterは、情報の信頼性を高めるための新機能「コミュニティノート」を導入しました。
この新機能を利用すれば、各ユーザーが情報の補足や正確性の確認に協力することができます。
本記事では、コミュニティノートの詳細について紹介します。
コミュニティノートとは
コミュニティノートは、Twitterでより正確な情報を提供することを目的とした新機能です。
この機能を通じて、誤解を招く可能性があるツイートに対し、Twitterユーザーが協力して補足情報を提供することができます。
コメントが多くのユーザーから「役に立った」と評価されると、そのコメントはツイートに表示されます。
なお、協力者として参加を希望するユーザーは、Twitterのウェブサイトから申し込むことができます。
利用範囲と透明性
コミュニティノートは現在、米国の全ユーザーに公開されており、日本でも2023年7月6日から正式に提供が開始されています。
Twitterはこの新機能の透明性を確保するため、コミュニティノートのアルゴリズムをオープンソース化し、使用されるデータと共にGitHubで公開しています。
これにより、誰でもそのアルゴリズムを監査したり、改善提案をしたりすることが可能となっています。
Twitterの立場とユーザーの権利
重要なこととして、コミュニティノートはTwitterの見解を表すものではありません。
また、Twitterの社内チームがコミュニティノートを編集や改変することはできません。
自分のツイートにコミュニティノートが追加された場合でも、その内容に納得がいかない場合には再審査を依頼することが可能です。
ルール遵守について
Twitterは、コミュニティノートの活用を通じてユーザーが情報の正確性に貢献することを望んでいますが、そのためには適切なルール遵守が求められます。
規則違反が見つかった場合には、コミュニティノートへのアクセス権が剥奪されることもあります。
ルールを遵守していないと思われるコメントについては、Twitterの報告システムを通じて報告することができます。
まとめ
Twitterの新機能「コミュニティノート」は、ユーザー同士が情報の正確性を支え合うための有益なツールです。
これにより、各ユーザーは自分自身が情報の信頼性を高めるアクティブな一員となることができます。
興味のある方はぜひ参加して、新たなTwitterの体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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