【2023年6月12日現在年初来高値更新中!】7901 マツモト:初代寿忍のNFTが6,000万円相当に!仮想通貨相場急落もものともせず絶好調のNFT事業【卒業アルバム制作】【トンピン】

初代寿忍の金額が6,000万円相当を記録!

2023年5月30日 ShinoViでZENの新コレクションが公開されると同時に株価急騰

AIアートとNFTクリエイター、ZENさん

  • ZENさんは、現代ストリート系アートを中心に制作するAIアートとNFTクリエイターです。
  • その作品はAIの精緻さと手加筆の融合を特徴としており、ポスターや壁紙としても最適な作品を制作しています。
  • また、3Dギャラリーの展示も手がけています。
  • 和柄の作品も手掛けており、その中には「ゼンダグル」なる独自の技法を用いた作品も見受けられます。
  • ZENさんは他のAIアートクリエイターとのコラボレーションも積極的に行っており、例えば5月26日から28日までの期間、Miaoさんとの共同作品制作コラボを開催しています。

Web3.0の魅力、ShinoViとは

ShinoViは、マツモト株式会社の開発と運営によるWeb3.0プラットフォームで、NFT(非代替性トークン)マーケットプレイスとして位置づけられています。
このサイトは2023年5月19日に正式にオープンし、アーティストやクリエイターが自身の作品をNFTとして発行し、販売またはオークションにかけることができる場となっています。
購入者は自分のお気に入りの作品をShinoViのウォレットに保存したり、他のマーケットプレイスで再販したりすることが可能です。
ShinoViはブロックチェーン技術を活用し、作品の所有権や著作権を保証し、安全で透明性のある取引を可能にしています。

会社概要 – 学校卒業アルバムの制作からWeb3.0への展開

マツモト株式会社(以下、マツモト)は、日本の印刷業界で長い歴史を持つ企業です。
創業は1932年で、北九州市に本社を構えています。
その原点は、召集兵士の写真撮影を行っていた松本写真工芸社でした。
戦後は印刷製版に進出し、学校卒業アルバムの受注に重点を置いてきました。
受注は全国の学校から各地の写真館を通じて行っており、学校卒業アルバム制作の大手として名を馳せています。

しかしながら、少子化の影響により卒業アルバム事業の成長が見込みにくいとの認識から、企業や学術向けの一般商業印刷の強化に努めています。
その一環として独自の技術、例えばホログラム印刷などを活用しています。

そして、2022年7月に創業家4代目社長に交代したマツモトは、デジタル関連の新規事業に着手。
Web3.0への展開を進めています。

マツモトは、その営業活動を東京、名古屋、福岡の営業所を中心に展開。
製造は門司3工場と小倉工場で行い、デザインは門司のデザインセンターで手掛けています。
2022年10月時点での従業員数は177名で、平均年齢は42.6歳、平均年収は410万円となっています。

東京証券取引所の一部上場企業で、主幹事証券は日興、副幹事証券は野村、三菱UFJモルガン・スタンレー、みずほ、内藤です。
株主名簿の管理は三菱UFJ信託銀行が、監査人はEY新日本がそれぞれ担当しています。

主要な取引銀行は大分銀行、福岡銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ信託銀行、政策公庫です。

株主の中では創業家の松本敬三郎氏が16.54%の株式を保有し、最大の株主となっています。

近年、マツモトはデジタル領域への進出を果敢に進めています。
伝統的な印刷業から学び、その技術と経験を活かしつつ、新たなデジタル領域へと挑戦するマツモトの今後の動向に注目が集まっています。

業績の見通しと企業動向

マツモトは、学校卒業アルバムを中心に一般商業印刷も手がける企業です。
近年では卒業アルバムの値上げが私立学校を中心に浸透し、特損が消えたことにより営業益が黒字化するなど、経営環境は改善しています。
学習塾のテキストなどで商業印刷の受注減を補っています。

そして、従来の印刷業界の厳しい環境から一歩踏み出し、デジタル領域への進出にも積極的に取り組んでいます。
具体的には、大手通信会社からの招聘に続き、新たなデジタル人材のスカウトを予定しており、日本発の海外向けコンテンツプロモーション事業を始動させています。
その結果、2024年度にはデジタル関連の新規事業が売上に貢献する見通しとなっています。

財務状況と業績予想

財務面では、自己資本比率は57.6%と健全な水準にあります。

一方で、2022年度の営業利益は赤字207百万円でしたが、2023年度の業績予想では営業利益30百万円、経常利益50百万円、純利益10百万円と、すべて黒字に転換する見通しです。

また、2024年度の業績予想も売上高2,500百万円、営業利益50百万円、経常利益70百万円、純利益30百万円と、さらに成長することが見込まれています。

株価指標を見ると、2023年度と2024年度の予想PERはそれぞれ92.94倍となっています。

また、自己株保有率は1.0%(2022年10月末現在)であり、年初来株価上昇率は+83.2%となっています。
これらの数値からは、市場からの評価が高まりつつあることが伺えます。

総評

以上から、マツモトは財務健全性を保ちつつデジタル領域への進出に取り組む一方で、従来の印刷事業においてもしっかりと収益を確保していることがわかります。

特に、デジタル人材のスカウトと海外向けコンテンツプロモーション事業の開始は、新たな成長エンジンとなる可能性があります。

しかし、業績回復の道のりはまだ長く、株価もそれを反映した高PERになっています。
投資家としては、今後の業績改善の進行具合と新規事業の展開を注視するとともに、株価の動向にも注意を払う必要があります。

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