勝ち馬を探すための競馬基礎知識

競馬予想の入り口「競馬新聞」の基礎知識

競馬新聞とは、馬券の予想に必要な情報が網羅された競馬の予想紙で、競馬新聞紙とも呼ばれている。
競馬専門紙以外にも、一般のスポーツ紙やタブロイド版の夕刊紙にも競馬面はあるが、専門紙の場合は価格も500円とスポーツ紙や夕刊紙の3倍以上する。
その代わり、データ量は豊富で、特に午前中のレース情報などは、夕刊紙等の情報だけでは圧倒的に不足気味。
ちなみに、各紙の専門紙や夕刊紙なんかも競馬専門のネットサービスを展開しており、ぶっちゃけて言えばネット上の有料情報の方が圧倒的に情報量は多い。

競馬新聞の予想印

競馬新聞といえば、予想印。
これは、新聞記者が予想する出走馬の力関係を表す印である。

  • ◎ 本命:一番強いだろうと思う馬に打つ印。1頭にしか打てない。
  • ○ 対抗:◎の最大のライバル、本命に対抗し得る2番手に打つ印。1頭にしか打てない。
  • ▲単穴:単勝の穴、◎や○を負かす可能性も秘めた3番手に打つ印。1頭にしか打てない。
  • △連穴、複穴:2着や3着に来る可能性のある馬、複数頭に打たれる印。
  • ☆、×、注など:競馬新聞によって意味合いは微妙に異なるが、とりあえず3着以内に来るかもしれない馬に打つ印。ややこしいのだが、×印は要らないという意味の”バツ”ではなく、これも3着以内に来るかもしれないという印。

◎、○、▲の3つの印は、「勝つ可能性がある」という意味が含まれた、重要な印。
基本的にはこの3つの重たい印がどれだけ集まっているかどうかで人気が左右される。

芝とダート

JRAの全ての競馬場には、芝生の上を走る芝コースと、砂の上を走るダートコースがある。
芝コースに用いられる芝のタイプは3つで、野芝・洋芝・オーバーシード(野芝の上に洋芝の種を蒔く)
全国に10ある競馬場の気候や季節に最も適したものを使うことで、常に青々とした芝をキープするとともに、馬の脚にも優しいレースコースを作る事が心掛けられている。
ダートは英語に訳すと”Dirt”、泥という意味だが、これはお手本にしたアメリカの競馬場に倣った言い方。
雨の多い日本の競馬場には、水捌けの悪い泥は使わない。
日本のダートは”Sand”、砂が使われている。
ダートの砂は、JRAの全ての競馬場で、青森県六ケ所の海砂が使用されている。

予想の手順 基礎中の基礎

  • 何歳のどのクラスのレースなのか
  • 負担重量はハンディキャップかそれ以外か
  • 芝なのかダートなのか、距離は何mなのか
  • どこの競馬場なのか、右回りか左回りか
  • 直線は短いのか長いのか
  • 坂はあるのかないのか

こうしたレースの基本的な概要を把握した上で、次はそれぞれの出走馬毎のポイントをチェック

  • 競馬記者の予想欄をざっと眺めて、世の中の考える人気をチェック
  • 距離別、コース別成績をチェック
    当該距離や当該コースが得意な馬、3着以内の回数が出走回数の半分を上回っているような【1211】とか【0321】といった成績の馬は要チェック。
  • 初距離、初コース、初芝、初ダート馬をチェック
    過去レースの材料が乏しい場合には、血統などを参考に可能性を探ってみる。
    特に人気薄馬の『初』には要注目。
    逆に、初距離や初ダートにも関わらず、過剰に人気を背負ってしまう馬もいるので、こちらには要注意。
  • 斤量をチェック。特にハンデ戦は要注意。
    平場のレースでも、見習騎手の減量があれば、そちらには注意を払う。
  • ブリンカーのチェック
    特に初ブリンカーの馬、逆に外してきた馬はいないかチェック。
  • 厩舎をチェック
    まずは厩舎の東西を確認。もし、関東圏のレースに関西馬が出走していたら、逆に関西圏のレースに関東馬が出走していたら?
    近くで競馬があるのに、わざわざ遠征するのはなぜだろう?
    右回り、左回り、坂の有無、メンバー構成等など、狙って遠征してきたとしたら怖い存在に。
    関東のレースの関西馬、関西のレースの関東馬は典型的な穴パターンなので、要チェック。
  • 持ち時計をチェック
    持ち時計は、その馬が記録した『最高タイム』出走馬の能力の基準となるもの。
    特にレースのタイムが速くなりやすい、ダートのやや重や重の時、芝の状態が良い開幕週などには持ち時計のチェックは必須となってくる。
  • 重の実績をチェック。雨が降って馬場が渋ったときには忘れずにチェックしたい。
  • 過去に逃げたことがないかどうかチェック
  • 当該クラスの成績をチェック
    当該クラスに上がっても通用しているのか、全く歯が立たないのか通用しそうな見込みがあるのかを確認。
    分かりやすく言えば当該クラスで3着以内5着以内に入れているのかどうかが基準となるが、大敗している場合にも理由の確認は必要。
    昇給後に得意のコースを走れていなかったり、脚質的にレースのペースに恵まれていなかったり。
    負け続けている理由を明確にすることが出来れば、穴馬の発見に一歩近づける。

こうしたチェックポイントを踏まえて、人気があっても死角や不安材料が多く疑問があれば、思い切って狙いを下げる。
逆に、人気薄でも可能性を見いだせたなら、思い切って買ってみる。
人気馬が来ない、人気薄が来る、どちらでも配当は大きくなるのだから、そこに競馬予想の醍醐味がある。

着順で見るな、着差で見よ

人気とは人が作るもので、それを左右するのは、記者の予想印と近走着順。
着順が良いとそれだけで走るイメージが湧いてくるし、着順が悪ければシンプルに人気は下がる。
しかし、着順だけでは価値は一切定まらない。

ブッチギリの2頭で決着し、大きく離された3着よりも、直線固まってドドッとゴールに入って僅差の8着なら、僅差の8着の方が価値がある。
なのに、人は単純に3着と8着を比べて、3着が良いと思ってしまう。
だからこそ、そんな8着の馬は、狙って美味しい穴馬となる。

1キロ=1馬身=約0.2秒

優良有料情報サイト

まず、そもそもの前提として最低限のデータ収集が出来なければ勝負にならない。

  • 競馬ラボ
    全部無料で、予想や関連ニュース、競馬新聞が閲覧出来る大変有り難いサイト。
    競馬情報サイトの中には、無料を謳っておいて、後から執拗に有料コンテンツに誘導してくる悪質なサイトも多いが、ここはマジで無料。
    スポーツ新聞並みのクオリティあるのにマジで無料。
    とりあえず無料なんで、見ておいて損なし。
  • JRA DataLab target(ターゲット)
    targetを利用するためだけに加入する価値あり。
  • JRA-VAN
  • JRAレーシングビューアー
  • netkeiba
    無料でも見られる総合競馬情報サイト。
    ただ、最近は個々の予想を有料で購入するウマい馬券コンテンツゴリ押しなのが、ちょっと辟易する。
    月額有料コースで見られるデータ分析情報にもちゃんと力を入れてほしいところではあるが・・・
    ウマい馬券の中では、的中型人工知能の予想が格段にオススメ。
    中穴の美味しいワイドを2,3点で的中、的中率30%程度で回収率100%近辺を達成してる超優秀な予想。
    他の属人的な予想家とは一線を画しており、安定感信頼感バツグン。
  • JRDB
    独自の指数IDMに代表される、JRA公式にプラスアルファされた大量のデータベースが魅力的なサイト。
    特にTargetと連携させると、鬼に金棒なデータベースを完成させる事が出来る。
    ただ、データ量が多すぎて多少センスが無いと分析には活用しきれない。
    総合印、騎手印、IDM印など、自動で生成される予想印を活用するだけでも充分に価値はある。
  • ストライド競馬新聞
    JRDBのデータから特に重要なデータを取り出し精製し、視覚的にも見やすく分かりやすく高密度なデータを閲覧出来る。
    そんじょそこらの競馬新聞よりも有益なデータがギュッと凝縮されているにも関わらず、月額たった1000円なので、加入して損はしない。
  • マツリダ予想
  • 日刊スポーツ 極ウマプレミアム コンピ指数
  • ウマニティ
    独自の高精度スピード指数「U指数」
    ちゃんと的中率も確保しながら、必ずしも人気通りの指数にはなっていないので、人気薄も狙えるようになっている。
    競馬エイト掲載の厩舎コメントや調教データも閲覧可能。
    当週の情報だけではなく、紙面では読むことの出来ない過去の記事も、競走馬別に閲覧が可能。
    週刊ギャロップに掲載されている前走情報や取材メモも、当週分に加えて過去の記事まで閲覧出来る。
    データには現れない勝因や敗因を探るためのツールとして利用可能。
    プロ予想家による限定スペシャルコラム

馬券の仕組み

購入者が購入した金額からJRAが20%~30%を引いた額が的中者に分配される。

外した人が賭けたお金が的中者に分配されるわけで、誰かが勝つためには負けてる人が必要になり、負けている人が多ければ多いほど勝てる人が存在出来るようになる。

つまり、多数の人が買っている本命サイドを避けて、少数の人しかいない穴サイドの馬券を買えば、勝ちやすくなる。

負け組のメンタル

・新聞の印通りに馬券を買ってしまう。

・予想家などのテレビ用の予想に全乗っかりしてしまう

・自分の本命馬の人気薄過ぎると不安になって、逆に人気馬を本命にしてしまう。

・単勝1倍台の馬を無条件に信じてしまう。

・外国人騎手を無条件に信じてしまう。

・絶対に外したくない、取りこぼしたくないと思ってしまう。

・馬券に保険をかけてしまう。

・保険のはずの複勝などを厚めに買ってしまう。

・自動配分で無条件にオッズの安い買い目を厚く買ってしまう。

・トリガミよりも外したくない気持ちが先行してボックスやマルチで抑えすぎてしまう。

・2頭で迷ったら人気馬を買ってしまう。

上記事項は、全て大多数の負け組に共通するメンタルである。

こういったメンタルで馬券を買って、「うわぁ、2着だけ買ってない」「ワイドにしとけば良かった」などと叫んでる人は完全に負け組です。

こういう思考回路の人たちが集中して買う買い目は過剰人気となりやすいため、こうした過剰人気の買い目を避けて中穴以上の買い目で勝負すると儲けやすい。

勝ち組のメンタル

・的中率を気にしない。回収率重視。

・負けてもスタイルを崩さない。

・外れる事を全く恐れない。

・熱くならない。

・人気馬の欠点、穴馬の利点を探せる。

・勝負レースの見極めが出来る。

馬券で最も大事なのはオッズ

どんなに的中率が高くてもオッズが低ければ勝つのは難しい。

110円の複勝は的中率100%でも回収率110%にしかならないし、1度2度外すだけで利益が吹っ飛ぶ。

100万円突っ込んでもたった10万円しか儲からない。

運で勝ててしまうのが怖い

新聞の予想に従うだけでも結構当たるし、誕生日や馬の名前などで買ってもなかなか当たってしまう。

ビギナーズラックが大いにある。

しかし、長い目で見れば運だけでは勝てないのが競馬。

間違った買い方をするビギナーが増えれば儲かる可能性が増える。

かもしれない馬券ではなく仕方ない馬券

「堅いかもしれない」「本命馬が来ないかもしれない」「予想しなかった馬が来るかもしれない」

かもしれない馬券に陥ると、無駄に手を広げすぎて保険馬券が増えすぎてしまったり、必要以上にオッズの低い本命馬券を買ってしまう。

トリガミにもなってしまうし、自信の穴馬への賭金も少なくなってしまい、的中しても利益が大幅に減ってしまう。

逆に、仕方ない馬券は「本命が来なかったら仕方ない」「人気サイドで決まったら仕方ない」「切った馬が来たら仕方ない」という思い切りのいい馬券のこと。

競馬で勝つためにはこの仕方ない馬券の支配が重要で、配当の少ない的中を見送り、一発でしっかりと大きく当てる事が重要となる。

馬券は『当たり馬券を切り捨てる』作業でもある。
全通り買えば必ず当たるが、そうすれば控除率の分だけ必ず負ける。
人気馬から順番に買っても、必ず負ける。
当たるはずだった馬券を切り捨て、期待値が高くて美味しいオッズゾーンだけを待ち受けて狙い澄ます。

データ競馬のスーパースターソフト『TARGET(ターゲット)』

ターゲットといえば、月額2052円で利用可能な競馬データサービス「JRA-DataLab.」で利用可能な、歴代最強ツール。
現代のデータ競馬では利用が必須とされているソフト。

ターゲットは、膨大なデータが収録された巨大なデータベースであり、簡単に買い目を出してくれるソフトでは無い。
ぶっちゃけ、ターゲットだけ使っても全く儲からない。

出馬画面をアレンジしたりソートしたり、リアルタイムオッズを取得して表示させたり。
複雑な買い目を一瞬で構築して、合成オッズを割り出したり、オッズが安すぎる買い目を削るオッズフィルター的利用法も簡単に出来たり。
ぶっちゃけ、データ分析全く利用しなくても超便利なので、オッズのチェックと馬券購入のためだけに利用するという用途だけでも充分に活躍してくれる。

レース検索と馬券シミュレーション

レース機能は、自分の仮設を検証するためにデータ分析する。
馬券シミュレーションは、具体的に馬券種を指定して、過去の回収率を調べる。

この2つの機能を使う事で、自分としてはいけると思ったロジックが、本当に長期的な視点で機能するのかをすぐに検証する事が可能となる。

ただ、このデータ分析は詳細にやり過ぎると単なる確率の誤差を拾ってしまうので、要注意!
必ず、長期間に及ぶ充分なデータ量に基づくデータを信頼する事が大事となる。

ベタなデータとしては、「騎手」「調教師」「種牡馬」のデータはそこそこ使いやすい。
それぞれの騎手や種牡馬の得意条件を調べるのは初歩の一手といえる。

あとは、競馬場のコース毎の枠順や人気馬の成績など。
人気馬の成績といっても、単純な単勝・複勝回収率はどこの競馬場でも似たような数字に収束してしまう。
なので、馬連で1番人気から2〜4番人気に流した場合の的中率・回収率といった調べ方をすると、顕著に違いを発見出来たりする。

データ分析する際の単勝人気『2〜9番人気に絞ろう』

単勝人気順のデータほど、長い歴史の中で安定しているデータは無い。
人気は正確に馬の実力を反映しており、見事に人気馬ほど勝率が高い。
そして、単勝回収率と複勝回収率は70%〜80%の範囲に収束している。

大体8番人気か9番人気ぐらいに断層があり、更に13番人気以降の馬は極端に回収率が低くなってしまうし、勝率も1%を下回ってしまう。

馬券の鉄則としては「基本的に2ケタ人気の馬は捨てる」のがセオリーとなる。
その前提に立てば、データ分析時にも必然的に2ケタ人気の馬は最初から除外しておいた方がいい。
特に一発大マグレの単勝万馬券が混じってしまって、誤ってとんでもなく回収率が高いデータを抽出してしまう危険性も高くなってしまう。

また、単勝1番人気の馬というのは、基本的にずば抜けて勝率と複勝率が高くなっている。
特に単勝1倍台などオッズが低い馬は極端に強い。
他のあらゆるデータ分析の要素よりも、単勝1番人気というデータの自己主張が強すぎるので、回収率・期待値の高い馬券データを探すという意味では、除外してもいいと思われる。

よって、データ分析は「単勝2〜9番人気」に絞る!

選ぶべき馬券の種類

資金量が潤沢にあるのであれば、三連単が一番儲かる馬券。

組み合わせ数が最も多いので、絶対に来ない組み合わせを排除して的中させる事が出来るので、最も効率良く美味しいオッズゾーンを掠め取る事が可能となる。
全買い回収率でみると、単複だと72%もあるが、三連単では57%に過ぎない。
単複ならド素人が適当に買ったとしても的中してしまうので、例え当てたとしても美味しい配当とならない。
三連単であれば、絶対に来ない組み合わせであっても、マルチや総流しで買ってくれる人々がたくさんいるので、効率良く買い目を構成すれば最も美味しいオッズゾーンをゲットできる。

麻雀も上手い人同士でやれば、安定して勝つのは難しい。
麻雀の必勝法は自分より弱い人を呼んでくること。
競馬も弱い人が一番多く参加している馬が一番儲かる。
複勝は紛れる要素が少なく予想が簡単で、素人でもランダムに買っても簡単に的中出来る。
みんながプロ並みの卓で麻雀打つようなもので、一人だけ抜けて勝つ事は非常に難しい。
三連単は外れる目が一番多いから、素人がランダムに買えば控除率以上に負ける目が最も多い。
配当の多さに釣られて負ける買い目を大量に買ってくれる素人がやまほど参戦してくれる、最も多くの人が負ける馬券であるからこそ、当たり馬券への配当に大きな魅力がある。

競馬は運の要素が非常に強い。
だからこそ、射幸性があるし、楽しい。
馬券下手のド素人も退場せずに参戦し続けてくれる。
コツを見つけて運をマネージメントする。
麻雀も運の要素が無ければ、弱い人は参加しなくなってしまう。
運で勝って喜びを知った人が参戦し続けてくれるからこそ、玄人にとってのカモとなってくれる。
他人のビギナーズラックは蜜の味。

サッカーですら、実力の拮抗した者同士の争いであれば、ゴールポストに当たるかどうか等運に左右される要素が強くなってくる。
穴馬券を狙って4,5着になる確率とゴールポストに当たる確率はある意味で似ている。
ギリギリを狙うにはコツを習得しなければならないが、ゴールポストに当たってしまうかどうかはもはや運。
競馬でも写真判定レベルの差なんて、まさしくちょっとの運の差。

単勝

平均配当約1000円、最高配当45010円、平均買い目約14点、全買い回収率約72%

売上は全体の約6%、還元率が80%と高めで、5%上乗せキャンペーンなども実施されており、優遇されている券種。

最大のメリットは、なんといっても分かりやすいという事。

1着を当てるだけで2着以降は関係なし。1点買いならトリガミもなく、当たれば確実に勝てる。

とにかく予想が全てで、オッズに対する的中率が全て。

1.5倍のオッズなら3回に2回、2倍なら2回に1回、10倍なら10回に1回、オッズと的中率の関係が極めて明確。

まずは1番人気の見極めが重要で、一般的に1番人気が1番信頼出来ると勘違いしがち。

オッズが極めて低い分、より絶対的な的中率が必要となるし、逆にちょっとでも過剰人気してる馬に負ける可能性があれば、2番人気以降の馬券を買う妙味が増す。

「前走派手な勝ち方をした」「良血」「外国人ジョッキー」「直近5走の着順が良い」といった理由で過剰に人気してる馬がいるときには要注意。

複勝

平均配当約350円、最高配当13620円、平均買い目点数約14点、全買い回収率約72%

複勝は3着内に来る馬を当てる馬券、但し7頭以下のレースでは2着内に来る馬を当てる馬券。

還元率は単勝と同じく80%と優遇されており、売上シェアは約8%で単勝よりも高い。

馬連が導入される1991年までは単勝の方が売上が多かったが、2005年頃から複勝の方が売れるようになる。

2008年にはJRAプラス10が開始され、今まで元返しになっていた超大本命馬に大金を張って勝負したり、コロガシ馬券を試行したり。

とにかく100%の的中率を求めて買う人が多い馬券。

ほんの少しでも外せば回収率はプラスにならず、とにかく絶対に当てる凄まじい予想力が求められる儲けるには最も難しい馬券である。

ただ、初心者が適当に買っても半分以上は当たるし、回収率は70%や80%にはなってしまうので、難しい馬券だとは気付かずに予想を修正出来なくなってしまう罠に陥ってしまう可能性が大なので要注意。

枠連

平均配当約2200円、最高配当98640円、平均買い目点数約35点、全買い回収率約63%

昔は連勝馬券といえば枠連しかなく、単枠指定なども存在した。

枠連のメリットは馬連と比べて購入点数が節約出来る事。

それぞれの枠に2頭ずつ入っているとすると、枠連1-2=馬連1-3,1-4,2-3,2-4となる。

また、ゾロ目の組み合わせ、枠連1-1と馬連1-2は同じ組み合わせの場合、馬券としては全く同じだが、オッズは完全に分離しているため、見極めて購入すると美味しい馬券が取れる。

18頭のフルゲートであれば、7枠と8枠には3頭ずつ入るので、外枠の馬を絡めた馬券であれば、馬連と比べてかなりオトクになるといえる。

また、枠連のオッズは基本的に同枠の人気馬に引っ張られるため、本命党で点数を絞りたいなら、馬連より断然オトクで当てやすい。

人気薄馬を狙うときも、同枠に人気馬が同居していないのであれば、枠連で相手を絞って高配当を狙ったりも出来る。

枠連最大のデメリットは出走取消となった場合のリスク。

本命の人気馬が出走取消となったとしても、同じ枠にもう一頭馬がいれば、賭金は残念ながら返還されない。

枠は最大8枠なので、全買い目を買ったとしても36点。本命枠から総流ししても、7,8点で済むのも魅力的。

枠番ごとの帽子の色で馬の見分けが付くので、観戦用に買うのにも案外オススメの馬券といえる。

馬連

平均配当約6000円、最高配当446550円、平均買い目点数100点、全買い回収率約60%

長く続いた単複と枠連の時代の後、1991年に初めて導入された馬券。

1,2着を順不同で当てる。

最も平均的で、一番基本的な馬券。

3連系が無かった時代には売上シェアの7割以上を占め、現時点のシェアは約14%程度。

16頭立てで全120通り、18頭立てで全153通り。

ワイド

平均配当約2000円、最高配当129000円、平均買い目数100点、全買い回収率約60%

1999年に導入された馬券で、2頭を選び、その2頭がどちらとも3着以内に入れば的中となる馬券。
馬連の保険的に利用される事も多い。

ワイドが無かった時代に、馬連を「1着、3着」「2着、3着」でよく外してしまっていた人待望の馬券。

資金不足で三連複や三連単が買えない人の味方となる馬券。
ワイド1点は三連複2頭軸総流しと同等なので、三連系馬券に手が出ない人が美味しいオッズを狙うのに活用するといい。
本命サイドや大穴サイドは、みんなが狙いがちなので、期待値が下がりがち。

馬単

平均配当約12000円、最高配当1087490円、平均買い目数約200点、全買い回収率約58%

馬連が順不同なのに対し、1,2着を順位通りに当てる馬券。
馬単の裏表を買えば馬連を買ったのと同じ事になるので、合成オッズとの兼ね合いで使い分ける事も可能。

1着間違いなしと思われる断然人気の本命馬を1着固定にしても、馬連と大してオッズが変わらないにも関わらず外すリスクが高まるので、あまり賢い選択とはいえない。
どちらかというと、断然人気馬が負ける可能性もある場合に、人気薄側を頭にした馬単を抑えておいた方がいい。

三連複

平均配当約24000円、最高配当5508830円、平均買い目数約440点、全買い回収率約54%

1着から3着まで順不同で当てる馬券。
三連単に次ぐ人気で、売上シェアは約20%。

点数は三連単の6分の1で、配当も約6分の1。
とはいえ、配当は安いわけじゃなくて、充分に高いし、買い方を工夫すれば、馬単よりもしっかり点数を抑えながら大きな配当を狙う事も出来る。

三連単

平均配当約150,000円、最高配当27,929,360円、平均買い目数約2,600点、全買い回収率約57%

1着から3着までピッタリ当てる馬券。
売上シェアは約32%で、最も売れてる馬券。
最も配当の高い馬券で、万馬券なんて当たり前、10万馬券も毎日は出るし、100万馬券も珍しくない。

基本的に当てるのは至極困難ではあるが、ワイド馬券から無駄を省くと考えれば、そこまで的中が遠いわけでもない。
ワイド1点≒2頭軸マルチ総流し馬券となるのだが、ここから絶対に来ない馬を外していく事が出来る。
本命馬が連を外さないと読むなら、本命馬が3着になる目を削る事も出来る。

JRAとは

日本中央競馬会=JapanRacingAssociationの略称。
農林水産大臣の監督下にあり、政府が資本金の全額を出資する特殊法人。
それまで行われていた国営競馬を引き継ぐ形で、1954年9月に日本中央競馬会が設立される。
初代理事長は安田伊左衛門。
定款の第一章第一条に、「本会は競馬法(昭和23年法律第158号)に基づいて中央競馬を行い、もって競馬の健全な発展を図って馬の改良増殖その他畜産の振興に寄与することを目的とする。」と明記。
国の管理下で、国民のレジャーとしての中央競馬を主催、運営する団体。

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